佐野勇斗と本郷奏多が、映画『凜』(2018年公開)でW主演を務めることが20日、わかった。
同作は、芥川賞作家・又吉直樹が書き下ろした初の長編で、2007年12月に神保町花月で公演した舞台作品を映画化。「100年に一度、村から子供が消える」 という伝説のある村で、真面目でどこか達観している現代っ子の高校生・野田耕太(佐野)と、不思議な転校生・天童(本郷)が、"仲間が消える"という現象に脅かされる。
又吉にとっては、『火花』以来2作目の自作の映画化。さらに同作は吉本興業がテレビ放送局とタッグを組んで制作する『島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭』のTV DIRECTOR’S MOVIE部門作品となり、TBSテレビと共同で制作される。監督は、『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』(15)、『せいせいするほど、愛してる』(16)、『小さな巨人』(17)などで演出を手掛けてきた池田克彦が担当する。
また、全国公開に先立ち、4月19日〜22日に沖縄県内各所で開催される『島ぜんぶでお ーきな祭 第10回沖縄国際映画祭』での上映を予定している。
佐野勇斗コメント
今回、映画『凜』で野田耕太役を演じさせていただく事になりました佐野勇斗です。
この作品は、芥川賞作家・又吉直樹さんが原作を務められているということですごく楽しみにし ていたのですが、台本を読ませていただいて、とてつもなく面白かったです!まだまだ未熟な僕です が、事務所の先輩である本郷奏多さんをはじめとする素晴らしいキャストの皆様からたくさんのこと を学ばせていただきながら、作品にいい味付けができるよう精一杯演じたいと思います。耕太が、 観ていただいた方にとって一番近くに感じていただける登場人物になれるように頑張ります。
公開までお楽しみにしていてください!
本郷奏多コメント
この度、映画「凛」で天童役を演じさせていただく事になりました本郷奏多です。 又吉さんの原作で読んでみたらすごくひき込まれる内容で面白い作品でした。 作品に出演することができて非常に嬉しいです。 天童は、謎が多くひき込まれる役かと思いますので、楽しみにしていてください。