とうとう日本に上陸した、中国の広東省に本社を置く世界4位のスマホメーカー「OPPO」の最新スマホ、「OPPO R11s」(CPH1719、以下、R11s)の製品レビューをお届けします。R11sは、NTTドコモ、au、ソフトバンクの通信規格に対応するSIMフリースマートフォンです。
R11sはOPPOが「カメラフォン」と呼んでいるように、カメラ機能に力を入れたスマートフォン(R11sのほかにもカメラフォンと位置付けられる端末はあります)。今回はR11sのウリでもある、カメラ機能のポートレート撮影と、自撮りの美顔アプリを中心に使ってみました。
価格は税別57,980円。SIMフリースマートフォンとしてはやや高額に分類されるR11sですが、iPhoneの最新モデルと比べると、一般ユーザーの印象は「安い」となるかもしれません。本体の仕様については、後半で簡単にまとめます。さっそく、カメラ機能の威力を確認していきましょう。
背景にボケ味を付けて、インスタ映えするポートレートを撮る!
R11sのアウトカメラ(リアカメラ)は、2,000万画素+1,600万画素のデュアルレンズを採用。50ルクスより明るい場所では1,600万画素のカメラを使い、50ルクス以下の暗い場所では2,000万画素のカメラに自動で切り替わって撮影します。
前評判でも、カメラ機能、特にボケを擬似的に作って奥行き効果を出すポートレート撮影のデキがよいと評判。ボケ味を自動的に調整するので、SNSで見栄えする写真を簡単に撮れます。ポートレートといったら、通常は人物写真のことですが、R11sでは人物以外の静物や料理、遠近のある風景などにも活用できますね。