お笑いコンビ・野性爆弾のくっきーが、日本テレビのドラマ『ドルメンX』(毎週土曜24:55~ ※関東ローカル)の音楽プロデューサーを担当していることが19日、明らかになった。
志尊淳らが演じるイケメン4人とドルヲタ女子の宇宙人が、「トップアイドルになったら、地球侵略できんじゃね?」と、本気でトップアイドルを目指す青春コメディの同作。今回、主題歌の「ナミダまで心臓(ハート)」に加え、24日深夜に放送される第3話で劇中アイドルグループ・ドルメンX(隊長:志尊、イチイ:浅香航大、ニイ:小越勇輝、サイ:堀井新太)が路上ライブで歌い上げる「参上!!ドルメンX」の2曲を、くっきーが作曲している。
これは、原作の高木ユーナ氏の詞をもとに、くっきーが独特の感性で曲を書いたもので、コーラスや得意のギターで演奏にも参加。さらにメンバーのレコーディングでは、曲に懸けた思いを熱心に伝える場面もあった。
第3話の放送後には、楽曲の配信も決定。今夏公開される『劇場版ドルメンX』の主題歌でもあり、今回の作品はくっきーにとって初めてのドラマ主題歌と映画主題歌への抜てきとなる。くっきーは同作品のナレーションも担当しているほか、劇場版では「くっきー本人役」としてカメオ出演もするという。
多彩な才能を発揮するくっきーだが、音楽活動でも、フットボールアワーの後藤輝基もメンバーに名を連ねるロックバンド「盆地で一位」では、作詞・作曲、ギター、ボーカルを担当し、5枚のアルバムを制作。さらに、「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音、小籔千豊らと「ジェニーハイ」としても活動中だ。
くっきーは「いいメンツにはいい音楽がつきもんなんだわっ。その耳の穴かっぽじいて鼓膜突き抜けちゃいな。ドルドルドル」とコメント。
企画・演出の日本テレビ・藤森真実氏は「爆発的な発想力と天才的な芸術の才能を持つくっきーさんと、いつか一緒に何か作ることができたらと思っていました。今回の音楽は、くっきーワールドに情熱と切なさが入り混じった一度聴いたら口ずさんでしまうキャッチーなものになっています。宇宙人がアイドルになって地球征服をするというぶっとんだ内容をさらに引き立ててくれる最高の楽曲です!」とアピールしている。