アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が主演を務める日本テレビ系ドラマ『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』がこのほど、クランクアップを迎えた。きょう17日(22:00~)に最終回が放送される。

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    クランクアップを迎えた『もみ消して冬』のキャストたち=日本テレビ提供

昨年12月から3カ月強にわたって行われた撮影の最終日は、慣れ親しんだ北沢家のリビングセットで実施。いつもの北沢家の3兄弟(秀作=山田、知晶=波瑠、博文=小澤征悦)と父親(泰蔵=中村梅雀)、執事コンビの2人(楠木松也=千葉雄大、小岩井凛治=浅野和之)に加え、秀作の後輩の尾関光希(小瀧望/ジャニーズWEST)、恋人の池江里子(恒松祐里)、そして、怪しいクリーニング屋の手毛綱美鎖夫(児嶋一哉)まで、主要キャストが勢ぞろいするシーンとなった。

最後のカットが終わり、演出の中島悟氏から「OK!」の声がかかると、山田から波瑠らのキャストそれぞれに花束が手渡された。それぞれがひと言ずつ、作品への思いを語る中、北沢家の家長・北沢泰蔵を演じた中村梅雀からは「(『もみ消して冬』が終わっても)まだ、春、夏、秋が残っておりますね」などと、早くも続編を期待する声が上がった。

そして、櫨山裕子プロデューサーから花束が渡された山田は、目を潤ませながら「この作品に出会えたことが、今後の自分にとって大切な1ページになった」とあいさつ。「ここまで本格的なコメディドラマに挑戦するのが初めてだったので不安もありましたが、多彩なキャストの皆様に囲まれながらお芝居ができて、沢山吸収することがありました」と本音を吐露した。

また、「僕のかわいい後輩である小瀧と、一緒に同じ作品に出るというなかなかない機会を作ってくれたことに感謝しております。これから僕も頑張っていきますし、小瀧も僕とは違う形で頑張っていくと思いますが、ぜひ、またご一緒する機会がありましたら、2人ともかわいがっていただけたら幸いです」と後輩を思いやると、その小瀧は「個性豊かなキャラクターたちの中で、自分は自分なりの個性を出せたのかな?と思いますが、また皆さんとご一緒できるようにさらに頑張りますので、よろしくお願いします!」とアピールした。

その他のキャストも、クランクアップであいさつ。波瑠は「このおかしな家族の一員になれたのが今回すごくうれしかったです。撮影の時、北沢家のセットでドSに秀作に命令して、OAを観て実際どうやってもみ消したのかを知る、という2つの楽しみが今回はありました。この家族の中で、頑張る秀作を間近で見守れて、幸せな3カ月だったと思います」、小澤は「演じる役者としてもとても勉強になりました。これを糧に今後とも頑張っていきたいと思っております。ただ1つ心配してるのは、今回の役をやったことによって、まじめな役が来なくなったらどうしようかと。まあ、頑張っていきます(笑)」と述べた。