ルーシッドは3月14日、「仮想通貨に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は3月11日、全国1万5,005世帯のシニア世代を中心に実施し、379件の有効回答を集めた。
仮想通貨についてどの程度知っているか尋ねたところ、87.32%が「よく知らないが名前だけは聞いたことがある」と回答した。「全く聞いたことがない」は10.00%、「よく知っていて購入方法や使い方も知っている」は、わずか2.68%だった。
先日、コインチェック社が記者会見を開き、2017年12月の1カ月間の取扱高が3兆8,537億円であったと発表した。この仮想通貨の取引量を聞き、仮想通貨のイメージについて尋ねたところ、最も多い回答は「詐欺や犯罪に巻き込まれそう」(45.88%)で、「結局、お金を損してしまいそう」(29.12%)という回答も多かった。
仮想通貨は今後どこまで広がると思うか聞くと、「支払いはできるが一部のサービスにとどまる」(37.27%)、「ブームが終わればほとんど使われなくなる」(37.01%)、「法律や規制で強制的に使えなくなる」(20.47%)という回答が多く、「あらゆる支払いが仮想通貨で出来るようになる」は5.25%にとどまった。
今後仮想通貨を使ってみたいと思うか尋ねると、87.34%が「全く利用する気はない」と答えた。「利用を検討したが躊躇している」は9.76%、「これから利用したくて検討している」は2.37%だった。