野村不動産、JR西日本不動産開発、長谷工コーポレーションはこのほど、兵庫県尼崎市のJR宝塚線「塚口」駅前複合再開発プロジェクト「ZUTTOCITY(ズットシティ)」内に建設していた分譲マンション「プラウドシティ塚口」の竣工を発表した。

  • 駅前ロータリーから見た「プラウドシティ塚口」

同マンションは、関西最大級となる総開発面積約8.4haの駅前複合再開発プロジェクト「ZUTTOCITY」内に立地する。「ZUTTOCITY」は、最寄りのJR宝塚線「塚口」駅から、JR「大阪」駅まで電車で約10分でアクセス可能。利便性もよく、多機能を有する関西最大級となる駅前複合開発プロジェクトであるという。

開発地区内にはすでに、「プラウドシティ塚口」ほか、さまざまな商業施設を集積したJR塚口駅ビル「VIERRA塚口」、スーパーやクリニックなどで構成される「ミリオンタウン塚口」などの整備が完了している。

  • 「ZUTTOCITY(総開発面積約8.4ha)」全体イメージ図

「プラウドシティ塚口」は、2015年1月~2018年1月末までに関西圏で発売されたマンションのうち成約戸数において第1位となっているとのこと(2018年2月不動産経済研究調べ)。

同マンションや駅ビル内では、街区全体のエネルギー消費量をリアルタイムで表示できるデジタルサイネージを導入し、「見える化」を実現。電力需要ピーク時にはマンション・戸建ての居住者へ通知が届くほか、節電のために外出した居住者には、インセンティブとして街区内の店舗や地元商店でも利用できる地域通貨ポイント「まいぷれポイント(まいポ)」が付与される仕組みを取り入れている。

  • エネルギーの見える化と地域通貨の仕組み

共用棟には、「フィットネスルーム」「クラフトルーム」「音楽スタジオ」「屋上菜園」のほか、ライブラリーを備え仕事や勉強にも使える「カフェラウンジ」などを設置。

  • カフェラウンジ

屋外には、約8,000平方メートルの「みんなの森」や、バスケットボールやフットサルなども楽しめる「プレイグラウンド」などを有している。

  • みんなの森 空撮