Mozillaは、Firefoxの新バージョンとなるFirefox 59を2017年3月13日(現地時間)にリリースした。バージョン58から、新たにFirefox Quantumという名称も使われるようになった。このQuantumプロジェクトは、Firefox 61、もしくは62まで継続する。実際に、ヘルプの[Firefoxについて]を表示すると「Firefox Quantum」とある。本稿では、バージョンの違いを明確にするため、本稿では、従来通りの表記をする。
前バージョンのFirefox 58からは、58.0.1と58.0.2の2つのマイナーバージョンアップが行われた。その概要を紹介しよう。58.0.1では、以下の修正や変更が行われた。
- セキュリティアップデート(最高レベルが1つで、非サニタイズ化されたUIを使用した際の任意のコードの実行)
- Windowsでデフォルト以外のセキュリティポリシー(Windows Defender Exploit ProtectionやWebroot security productsなど)を使用すると、ページの読み込に失敗
このアップデートは、バージョン58のリリースから1週間も経過しない(6日後)うちに公開された。58.0.2では、以下の修正が行われた。
- macOSのアップデート時に署名検証を避ける問題の修正
- ブロックリストのグラフィックドライバが、有効ではないメインスレッドでペイント中にクラッシュする問題の修正
- 印刷中にタブがクラッシュする問題の修正
- Microsoft HotmailとOutlook(OWA)におけるWebメールのリンクをクリックすると、スクロールしてしまう問題の修正
セキュリティアップデートは行われなかった。
Firefox 59のインストール
自動更新で、アップデートされた方もおられると思うが、ここでは手動でアップデートする方法を紹介しよう。Firefoxメニューの[ヘルプ]→[Firefoxについて]を開くと更新が自動的に開始される。[再起動してFirefoxを更新]をクリックする(図1)。
アップデート後のFirefox 59は、図2のようになる。
新規に、Firefox 59をインストールする場合、FirefoxのWebページからインストーラをダウンロードする(図3)。
[今すぐダウンロード]をクリックし、保存したファイルをダブルクリックして、インストールを開始する(図4)。
画面の指示に従い、インストールを進めてほしい。