成田国際空港は3月19日~5月31日、空港としては世界で初めて「変幻灯」技術を活用した映像体験ゾーン「SKY TRICK MUSEUM」を成田空港第2ターミナル出国審査後のエリアにて開催する。スポーツをテーマとしたトリックアートやトップアスリートの大型パネルを展開し、空間演出等への応用について検討を行う。
この取り組みは日本電信電話(NTT)との共同実証実験となる。「変幻灯」技術は、静止した写真や絵画などに特殊な"影の映像"を投影することによって、それらがまるで動いているかのような錯覚を引き起こすNTTが研究開発した光投影技術のこと。
SKY TRICK MUSEUMでは、スポーツのワンシーンが飛び出して見えるトリックアートや写真パネルにこの影の映像を投影することによって、選手のなびくユニフォームや筋肉の躍動にまで動きが加わるという驚きの体験(WOWファクタ)を提供する。
この取り組みを通じて、「変幻灯」技術から受ける印象の調査を行い空間演出等への応用について検討を実施する。今後、2019・2020年に続く大規模スポーツイベントに向けた更なる機運の醸成とスポーツの魅力を成田空港から発信していくとしている。
SKY TRICK MUSEUMは3月19日~5月31日まで、第2ターミナル サテライト出発動線(出国審査後のエリア)にて開催。開催時間は8時~22時30分で、まずは、カーリング、ラグビー、ジャンプ、サーフィン等の全7枚から開始する。