現在放送中のカンテレ・フジテレビ系ドラマ『FINAL CUT』最終話(13日21:00~22:48)で、事件の真犯人と目される男・小河原祥太役を演じるのが、俳優の山崎育三郎だったことが明かされた。

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    『FINAL CUT』に出演する山崎育三郎=カンテレ提供

亀梨和也演じる主人公・中村慶介が、母親を殺人事件の犯人かのように扱い、死に追い込んだテレビ番組関係者らに制裁を加えながら、事件の真犯人を追う姿を描くメディア復讐劇の同作。これまで、事件の真犯人と目される男・小河原祥太を誰が演じるのか発表されていなかったが、現在放送中の最終回2時間スペシャルで、山崎が起用されたことが判明した。

山崎は「僕が演じてきた中でも特に刺激的な役です。頭がよくて品のある男性という部分と、彼の中にある闇をどういうバランスで演じるか悩みました」といい、「最後の最後で出てくる重要人物なのでプレッシャーはありましたが、亀梨さんをはじめ皆さんが温かく迎えてくださり、自分を解放して演じることができました」とコメント。

祥太役について、カンテレの豊福陽子プロデューサーは「亀梨さんと共通点が多い方です」とヒントを出していたが、山崎は「同い年で誕生日も近く、四人兄弟の三男で、野球好きで、しかもデビューも同じ年ということがわかって、縁を感じています」と発見があったそうだ。

また、祥太の妹・雪子役の栗山千明とは「中学3年の時にドラマで共演して以来、18年ぶりのお芝居での共演」とのことで、「その久しぶりって感覚が芝居に活かせたところがありました。当時は僕が見上げてしゃべっていたので、なんだか不思議な感じでした(笑)」と語った。

クライマックスでは「あれだけ長く、緊迫感があるシーンを連続ドラマで撮影するのは初めてでしたが、まるで舞台をやっているみたいな気持ちになりました」という山崎。「ラストまで集中力を切らさず、気持ちをぶつけて演じたので、どんなシーンになっているか僕も楽しみです」と期待を述べている。