お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、きょう13日に放送されるカンテレ・フジテレビ系番組『セブンルール』(毎週火曜23:00~)で、恩師・渡辺正行との秘話を明かす。
さまざまな分野でキャリアを輝かせている女性たちに密着し、彼女たちが決めている7つのルールを掘り下げていく同番組。今回は、95歳にして現役のベストセラー作家・瀬戸内寂聴の秘書・瀬尾まなほさん(30歳)が登場する。
大学を卒業後、友人の紹介で寂庵の事務職として働き始めた当初は、寂聴の小説を読んだことすらなかったというが、25歳の時にベテラン秘書が退職し、その後を引き継ぐことに。「若いからダメだよね…とならないように、本気で頑張った」という彼女は、今では原稿の進まない寂聴に鋭いツッコミを入れ、携帯のアプリで変顔の写真を撮り合い、仲良くおやつのケーキを食べるという、祖母と孫のような関係性を築くまでになった。一緒に寂聴の身の回りの世話をするスタッフも、「まなほさんが来てから寂聴さんの笑顔が増えた」という。
影で寂聴を支える秘書だったが、忙しい寂聴とコミュニケーションを取るため、事あるごとに送った手紙が自身の本『おちゃめに100歳!寂聴さん』を出すきっかけに。寂聴は「彼女の文章は気取ってない。思いのままに書いているのがいい」と文才を絶賛するが、彼女自身は「作家になるなんて考えたことなかった」と話し、思いがけない方向に人生が転がり出して今、戸惑いの真っ只中にいるようだ。カメラが休日の彼女を追い続けると、自宅でお酒を飲み始めたその口から、友人には言えない不安や迷いがとめどもなくあふれ出てくる…。
スタジオでは、2人の年齢差65歳の関係性にクギヅケ。本谷有希子が「どんどん偉い人になってくと、なめてくれるとうれしくなるのかな…」と言うと、YOUはダウンタウンと若手タレントとの「うそ~ん」と思った出来事で笑いを誘う。
そんな中、若林は「自分の才能を見出してくれた人は?」という問いに、リーダーこと渡辺正行との秘話を披露。くすぶっていたオードリーを『M-1グランプリ』決勝へと導いてくれたリーダーのひと言が明かされる。