マイボイスコムはこのほど「ロボット掃除機」に関する調査結果を発表した。同調査は2月1日〜5日、全国の男女1万871名を対象に、インターネットで実施した。
所有している掃除機のタイプを尋ねたところ、「ノーマルタイプ・紙パック式」(51.3%)が最も多く、次いで、「ノーマルタイプ・サイクロン式」(37.8%)、「スティックタイプ」(23.7%)となった。「ロボット掃除機」は7.9%となっている。
ロボット掃除機所有者に利用するようになったきっかけ・理由を尋ねると、最も多い回答は「掃除が楽になりそうだと思った」(30.0%)だった。「テレビや新聞・雑誌で見た」「店頭で商品を見かけた」「面白そうだった・興味があった」「効率よく掃除をしたいと思った」という回答が各2割となっている。
ロボット掃除機所有者に、ロボット掃除機の不満点について聞くと、「吸引力」「本体価格」「部屋の隅や壁際、家具周りなどの汚れ対応」「運転音・動作音の静かさ」という回答が挙げられた。
ロボット掃除機所有者にどのように利用しているか尋ねると、「従来型の掃除機をメインで使い、ロボット掃除機をサブで使う」(34.8%)が最も多かった。「留守中にロボット掃除機を使う」「ロボット掃除機をメインで使い、従来型の掃除機をサブで使う」「何かしている間に、別の部屋をロボット掃除機で掃除する」が各2割だった。
ロボット掃除機を利用したいか尋ねたところ、31.8%が「利用したい」と答えた。ロボット掃除機所有者では7割強、非所有者(ロボット掃除機以外所有者)では3割弱となっている。理由としては「ベッドの下など掃除機で掃除が困難な箇所に使える(女性27歳)」「通常の掃除機で掃除をすると腰が痛くなるが、ロボット掃除機は楽(女性47歳)」などだった。
一方、「利用したくない」という回答は38.5%だった。その理由としては「家の中が乱雑なため、必要な物を吸い込まれてしまいそう(男性49歳)」「自分が思った通りの手順で清掃を実行してくれる気がしない(男性22歳)」「床面積がそこまで広くないし、ものも多いので(女性26歳)」などが挙げられた。
ロボット掃除機利用意向者に、ロボット掃除機で重視する点を聞くと、「本体価格」(62.6%)のほか、「吸引力」「メーカー・ブランド」「手入れ・メンテナンスのしやすさ」「ランニングコスト」(各4〜5割)という回答も多かった。