現役復帰を表明している元ボクシング世界3階級王者・亀田興毅の“現役復帰試合”にして最後の“引退試合”までの軌跡を追いかけるインターネットテレビ局・AbemaTVの新レギュラー番組『ラスト亀田興毅~最後の現役復帰~』(毎週土曜23:00~)が、3月31日よりスタートすることが13日、明らかになった。
今年1月1日に配信された特番『亀田大毅に勝ったらお年玉1000万円』の番組内で「現役復帰」宣言した亀田興毅。AbemaTVでは、最後の引退試合までのすべてに迫るレギュラー番組『ラスト亀田興毅~最後の現役復帰~』が決定した。
3月31日の初回は、対戦相手を発表するほか、トレーニングの始動の模様など亀田に完全密着。引退してなまった身体を一から鍛え上げるべく、さまざまな刺客によるスパルタトレーニングや亀田との対戦を噂されたトップボクサーたちとのトレーニングなど、引退試合に向けてのトレーニング風景に密着していく。
また3月24日23時からは、亀田が2015年に現役を引退した理由や背景を振り返る事前特番も配信。「日本中を敵にまわして引退した」と明かす亀田の半生とは!?
さらに、番組テーマ曲にロックバンド・UVERworldが昨年8月にリリースしたアルバム『TYCOON』に収録されている楽曲「PRAYING RUN」が決定。亀田の“現役復帰”までを盛大に盛り上げる。
レギュラー番組決定に、亀田は「一つは自分のけじめであり、一つはボクシング界のために。最後日本の地でファンの前で、亀田興毅の戦いというものを見てもらいたい。これが亀田興毅やでって。結局自分の場合は、口で何喋ろうが、何をしようが、リングで戦う姿でしか証明出来ないんですよ。ボクサーやから」とコメントを寄せている。
■亀田興毅コメント全文
良いにしろ、悪いにしろ、日本中を騒がせたボクサーの最後の終わり方というのが、アメリカのシカゴでひと知れず引退していくというのは、ちょっとなぁという気持ちがあった。華々しくデビューしたのであれば、華々しく引退していけと。そういう舞台や機会があればいいなと、引退した時にちょっとは思っていた。
日本で出来ないのであれば、受け入れるしかないから、じゃあもう引退しようと思っていた。引退して、悔いはなかったけど、でももしもう一回引退試合が出来るとするのであれば、日本で出来ていたら良かったな、というくらいふんわりとした気持ちが、どこかにあって。ずっとそれが残っていた中、去年『亀田興毅に買ったら1000万円』があって、その時形は違えど日本のリングに上がれて、それがすごい嬉しくて。やっぱり俺はボクサーなんやと感じました。
一つは自分のけじめであり、一つはボクシング界のために。最後日本の地でファンの前で、亀田興毅の戦いというものを見てもらいたい。これが亀田興毅やでって。結局自分の場合は、口で何喋ろうが、何をしようが、リングで戦う姿でしか証明出来ないんですよ、ボクサーやから。それをちゃんと見てもらって、これが俺やと。
あとは子供3人が『亀田興毅に買ったら1000万円』を見たときに、すごい興奮して、次の日からヒーローですよ!言うたら、戦隊もののヒーローショー見に行ったようなものですよ、子供からしたら。リングの上でバーンって戦ってて、バーンって倒れたりとか、「うわ、すごい! それやってんのが自分のお父さんや! かっこいい!」って次の日から「パパすごいね!」ってなって。次は本物の、自分がずーっとやってきた、人生かけてやってきたボクシングを、次はヘッドギアも何もない、ほんまの真剣勝負の戦いを「これをやってきたんやで、お前たち見とけよ」という姿を見せたいという気持ちもある。色んな思いがあるんです、この日1日に対して。
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