ダイヤモンド社は3月15日、『薬学部教授だけが知っている 薬のいらない健康な生き方』(1,300円・税別)を発売する。
同書の著者は、40年以上のキャリアを持つ薬剤師の千葉良子氏。同書では、免疫学を研究する医学博士でもある千葉氏が、薬を使わずに病気を予防する方法を紹介している。
千葉氏によると、科学的な合成物である薬には必ず副作用がついてまわり、薬を飲み続けることによって体はダメージを受けることがあるという。しかし、実際の医療現場では、高齢者を中心に病院で処方される薬の量は増える傾向にある。中には、本来必要のない薬や効果の強すぎる薬が過剰に処方されている実態もあるとのこと。
このような処方により、患者が払う毎回の薬代も高価になるばかりか、薬の副作用によって、新たな病気や不調を意図せず招いているケースもあるという。
同書では、千葉氏が研究結果でわかったことや、自ら実践して実感したことをもとに、薬に頼り切らないメリットや、薬を使わず自己免疫力を上げて病気を予防する方法を紹介。例えば、「ガムを噛(か)むと認知症予防になる」「ごま油うがいで声が若返る」などが一例となる。
そのほか、意外と知らない薬の怖い真実も掲載。薬との付き合い方の基本、医師の言いなりで薬を服用するリスクや副作用を疑うべき症状も紹介している。