俳優の市原隼人と女優の伊藤歩がこのほど、テレビ朝日系ドラマ『明日の君がもっと好き』のクランクアップを迎えた。最終話は、あす10日(23:20~)に放送される。

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    伊藤歩(左)と市原隼人=テレビ朝日提供

毎週、センセーショナルな展開で話題を集める同作。最後の撮影は、亮(市原)と茜(伊藤)が夕方、下町の公園でそれぞれの思いを語り合う場面で、この日は冷え込みが厳しく、日が傾いていくと共に気温もどんどん下がってきたが、市原と伊藤は寒そうなそぶりを全く見せず、真剣なシーンを熱演した。

最後のカットが終了し、監督から「OK!」の声がかかると、現場では大きな拍手がわき起こり、2人は「お疲れさまでした!」「皆さんありがとうございました!」と、スタッフに感謝。その後、大きな花束が贈られると、笑顔でガッチリ握手とハグを交わし、互いに3カ月間の健闘をたたえ合った。

市原は「なんとも言えない気持ちです。これは人生で初めての感覚で、僕にとって間違いなく忘れられない作品です」と心境を告白し、伊藤もまた「私の想像をはるかに超えた作品でした。ただただ、勉強になったな、という感覚です」とあいさつ。

最終話の見どころについて、市原は「今までのドラマの概念が変わると思います。皆さんがこれまで見たこともない衝撃が走るのではないでしょうか」、伊藤は「"今までの総まとめです!"という感じの最終章ではないので、本当に気を抜かないで見ていただきたいな。見終った後、絶対に"このドラマ、忘れられないな"という気持ちになると思います!」と、2人そろって衝撃の結末であることを予告した。