奈良交通は3月28日より、ICカード利用者の利便性向上を図るため、今まで未導入であった関西国際空港を発着するリムジンバス3路線で、PASMOやSuica、PiTaPa、ICOCAをはじめとする交通系ICカードの全国相互利用サービスを開始する。

  • 関西国際空港を発着するリムジンバス3路線で、交通系ICカードの全国相互利用サービスを開始

    関西国際空港を発着するリムジンバス3路線で、交通系ICカードの全国相互利用サービスを開始

利用可能路線は、奈良関空線(JR/近鉄奈良駅・天理(櫟本)=関西空港)、学研関空線(学研けいはんなプラザ・学研奈良登美ヶ丘駅・近鉄学園前駅=関西空港)、八木関空線(桜井駅・大和八木駅・高田市駅=関西空港)。

利用可能カードは、「Kitaca」(北海道旅客鉄道)、「PASMO」(パスモ)、「Suica」(東日本旅客鉄道)、「manaca」(名古屋交通開発機構及びエムアイシー)、「TOICA」(東海旅客鉄道)、「PiTaPa」(スルッとKANSAI)、「ICOCA」(西日本旅客鉄道)で、奈良交通が発売するICカード乗車券「CI-CA」は利用できない。

共同運行会社(関西空港交通)でも同サービスを提供。バス車内および奈良交通案内所窓口では、交通系ICカードへのチャージはできない。交通系ICカードの利用は片道運賃のみで、空港行きは予約制となる。交通系ICカード利用者は、電話での予約が必要となる。