アイドルグループ・V6の岡田准一が8日、都内で行われた日本特殊陶業 新CM発表会に登場した。

  • 日本特殊陶業 代表取締役会長兼社長 尾堂真一、岡田准一

    左から日本特殊陶業 代表取締役会長兼社長 尾堂真一、岡田准一

同社は名古屋に本社を置き、スパークプラグ、セラミックス製品を取り扱うメーカーとして知られている。2016年に岡田をイメージキャラクターにした「特殊で何が悪い?」というメッセージのCMを展開し、今回は第2弾「スピーチ篇」が11日より全国で放映される。

同社 代表取締役会長兼社長 尾堂真一は、岡田の「タレントとして築いたポジションにとどまることなく俳優として活躍のフィールドを広げていく姿が、新しいことに挑んでいく当社の姿勢とあっている」と起用理由を説明。同社を志望する学生の中には、前回のCMをきっかけに同社を知って面接に訪れる人も増えているという。

新事業領域をイメージした荒野に佇み、「特殊で何が悪い!」とスピーチした後、100人以上と走った新CMに、岡田は「走るだろうなと思って、脚を作ってから現場に」と明かす。100人以上の足音を聞くのは「事務所に入ってのダンスレッスン以来」という岡田は「久しぶりに初心に帰る足音でした」と振り返った。

3月1日から企業の採用活動がスタートしたが、就活生及び新社会人に向けた「夢に熱くあれ」「リスクを恐れるな」「新しいことに挑戦し続けろ」という三箇条が掲げられると、岡田も「10年単位でなりたい姿を考えるようにしている」「いろんな人と一緒に見た夢や仲間と見た夢、いろんな夢を何個かもてたので、すごくよかった」と自身を振り返る。

さらに格闘技や馬などにも挑戦した経験から「リスクととるか、投資ととるのかは、自分次第」「これからも、『新しいことを試してみたいな』と思われるようにならなきゃいけないと思う」と、仕事の上で大切にしていることを明かした。

また同社の新事業領域に関する穴埋めクイズでは「ヒント!」とおねだりしつつも、知識と文脈で類推してなんと全問正解する。フォトセッションでは、両手でのガッツポーズに人気が集中。格闘技風のポーズに、岡田は「違う何かに……」と苦笑しながらも、リクエストに応えていた。

  • 人気ポーズのリクエストに応える岡田准一