SUBARUは6日、ジュネーブモーターショーにて「SUBARU VIZIV TOURER CONCEPT(スバル ヴィジヴ ツアラー コンセプト)」を世界初公開したと発表した。
SUBARUは2013年の「SUBARU VIZIV CONCEPT」を皮切りに、安心で愉しいクルマづくりの将来ビジョンを毎回異なるテーマの下、コンセプトカー「VIZIV」シリーズとして具現化してきた。今回の「VIZIV」シリーズはツアラーをテーマに、水平対向エンジンを核としたシンメトリカルAWDと、これまでSUBARUが培ってきた走り・使い勝手・安全の価値を融合させ、クルマで出かける愉しさが存分に味わえるツアラーとしての新たな価値を表現した。
今後の自動運転普及期を見据え、進化型アイサイトと各種デバイスを組み合わせた高度運転支援技術も搭載。長距離ドライビングにおいてもドライバーの疲労を軽減し、アクティブライフを安心して愉しむことのできるクルマに仕上げている。
デザインは、SUBARUが代々受け継いできた高い実用性と走りを両立したワゴンモデルを念頭に置き、現在のSUBARUに共通するデザインフィロソフィ「DYNAMIC x SOLID」にもとづきツアラーとして表現。ヘキサゴングリルから始まる前傾姿勢の硬質なボディに、内側から強い圧力で張り出した躍動感あふれる4つのフェンダーを組み合わせ、走りの愉しさを強調しつつ安心感を表現した。リアには大きなカーゴスペースを設け、道具としての高い実用性も兼ね備えている。
SUBARUが2020年頃に実現を見込む高度運転支援技術を水平対向エンジンやシンメトリカルAWDがもたらすパフォーマンスと融合し、安心で愉しいツアラー像も表現。性能を一層向上させた次世代アイサイト、レーダー、高精度GPS・地図などの採用により、究極の安全として「自動車事故ゼロ」の実現を追求する。