東京都交通局は東京さくらトラム(都電荒川線)の沿線4区と連携し、都電車内に桜の装飾を施した「都電さくら号」を3月17日から運行する。

  • 「都電さくら号」外観・車内イメージ

青いレトロ車両の9002号を使用し、車内を桜のステッカーや造花などで装飾して沿線でのお花見気分を盛り上げる。当日の運行状況は、パソコンやスマートフォンからアクセスできる「都電運行情報サービス」で公開する。運行期間は4月15日まで。

沿線には東京都の「新東京百景」に選ばれた荒川自然公園、八代将軍徳川吉宗が江戸庶民のために作らせた飛鳥山公園、参道の桜並木が見事な法明寺などの桜の名所がある。

面影橋停留場すぐの高戸橋周辺も、川の両岸に咲き誇る桜のアーチで知られる桜の名所。3月下旬から4月上旬までは、神田川遊歩道の曙橋から三島橋までの新目白通り側と三島橋から仲之橋までの両岸の桜が18時から21時までライトアップされる予定だという。