本田技研工業(ホンダ)は6日、ジュネーブモーターショーにて新型「CR-V」欧州仕様の量産モデルを初公開すると発表した。他に「アーバンEVコンセプト」「スポーツEVコンセプト」「シビック TYPE R」などを出展する。

  • 「CR-V」欧州仕様

  • 「Honda Power Manager Concept」

「CR-V」は1995年の発売以来、世界160カ国以上で支持されているSUVモデル。5代目となる新型モデルでは、エレガントでスポーティなエクステリアデザインを採用し、ガソリン車には新たに3列シート仕様を設定した。

パワートレインは1.5リットルVTECターボエンジンと、2.0リットルi-VTECエンジンに「SPORT HYBRID i-MMD」を組み合わせた2つの仕様を設定。「SPORT HYBRID i-MMD」はホンダが欧州で販売するSUVで初の搭載となる。新型「CR-V」は2018年秋から順次デリバリーを予定している。

「シビック TYPE R」は究極のFFスポーツをめざして開発され、2017年4月にはニュルブルクリンク北コースでFFモデル最速のラップタイムを記録した。先代モデルが2016年に行ったように、この最新モデルでも欧州各地のサーキットでタイムアップチャレンジを行う予定。このチャレンジでは、現スーパーGTのドライバーであるジェイソン・バトン選手などが参加する。

「アーバンEVコンセプト」と「スポーツEVコンセプト」は2017年の東京モーターショーで初公開され、ホンダのEVの方向性を示した。ホンダは「アーバン EV コンセプト」をベースとした量産車を2019年に欧州で販売する予定としている。