ハワイアン航空は現地時間の3月6日、ボーイング787-9を10機購入するための購入意向書(LOI)を提携したと発表した。オプションで10機の追加権利があり、ハワイアン航空は最大20機を導入する。初号機は2021年第1四半期納入を予定しており、今回契約した機体にはゼネラル・エレクトリック社のGEのGEnxエンジンを搭載する。
787-9は約290人の乗客を乗せて約7,635海里(1万4,140km)飛ぶことができ、従来機に比べて、燃費効率を20%高め、排出量を20%削減する。機内では複合素材によって、より低い高度の加圧で快適な環境をつくりだす。
ハワイアン航空は現在、54機の機材を運航しており、その内訳は、A330-200が24機、767-300が8機、A321neoが2機、717が20機となる。今回の選択は、エアバスA330-900を含む競争入札プロセスを経て選ばれた。787ファミリーは2011年にサービスを開始して以来、世界の1,500以上の路線に導入されている。