朝日新聞出版は3月7日、神足裕司著「コータリンは要介護5 車椅子の上から見た631日」(1,512円・税込)を刊行した。

  • 「コータリンは要介護5車椅子の上から見た631日」(1,512円・税込)

    「コータリンは要介護5 車椅子の上から見た631日」(1,512円・税込)

同書は、朝日新聞Reライフ面にて、コラムニストの神足裕司さんがくも膜下出血からの6年半の生活をつづった連載を書籍化したもの。

神足さんは2011年9月3日、仕事先の広島から東京に戻る飛行機の中でくも膜下出血で倒れ、2度にわたる手術の末、奇跡的に一命はとりとめたという。しかし左半身には麻痺が残り、リハビリと車椅子の生活が始まった。

同書には、「1カ月、生死をさまよった」「友の力こそ最強のリハビリ」「記憶のパズル、穴ポツポツ」「必要とされるが嬉しい」「信用のない入院中のボク」「老いも若きも散歩にGO」など、2016年4月4日から2017年12月25日掲載分を収録した。

そのほか特別収録として、「現代の肖像 書くことは、生きること(「AERA」2017年8月7日号から)」「平成夫婦善哉 神足裕司・明子夫妻インタビュー(「週刊朝日」2017年7月21日号から)」「鍼灸マッサージ師・機能訓練指導員 牧野高大さんインタビュー」も掲載している。