花王は3月6日、働く女性を対象とした「化粧くずれ」に関する意識調査の結果を発表した。調査時期は2018年2月、調査対象は全国の20~30代、有職者・正社員の女性で有効回答は400人。
自分自身の化粧くずれが気になることはあるか尋ねたところ、85.0%が「気になる」と回答。他人の化粧くずれについては、57.7%が「気になる」と答えた。
他人の化粧くずれに気づいたときに感じることとして、最も多かったのは「自分の化粧もくずれていないかと焦る」で38.5%。同社は「自分の化粧くずれに関する意識は非常に高いことがうかがえる」と分析している。
他人の化粧がくずれていると感じるシチュエーションは、1位が「会話をしているとき」(61.8%)、2位が「食事をしているとき」(20.8%)、3位が「電車等で移動しているとき」(12.5%)。一方、絶対に自分の化粧をくずしたくないと考えるシチュエーションは、1位が「初対面の人と会うとき」(75.5%)、2位が「男性との食事会」(61.0%)、3位が「女性との食事会」(44.5%)となった。
自分の化粧がくずれていると気づいた際に感じることは、1位が「テンションが下がる」(54.5%)、2位が「恥ずかしくなる」(43.5%)、3位が「ガッカリする」(35.8%)との結果に。また、「自分の化粧くずれが気になる」と答えた人のうち、58.5%が「化粧くずれが原因で仕事に集中できないことがある」ことがわかった。
一日の化粧直しに行く回数は平均1.46回。1回あたりの化粧直しに費やす時間は平均約5分で、1年間では1,752分、20歳~60歳まで働いたと仮定した場合では約7万80分(約1.5カ月)となった。