NEXCO西日本九州支社が管理する「関門トンネル」は、3月に開通60周年を迎える。開通60周年を記念したミニイベント開催のほか、60年のあゆみを振り返るパネル展示などを行う。
「関門トンネル」は、山口県下関市と福岡県北九州市を結ぶ世界初の海底道路トンネルで、昭和33年3月に開通した。60年経過した現在もトンネル本体は健全であるが、湧水の影響や増加する交通量に対応するため、床版補修工事や天井板取替など、定期的な補修や換気・照明設備の更新を実施しているという。
同社では2019年3月まで、関門トンネルの60年のあゆみを振り返るパネル展を関門プラザ内で行う。2018年3月10日には関門トンネル人道入口にて、開通60周年を記念したミニイベントを開催。ストック効果のパネル展示、キャラクターの「ナビコーンくん」のグリーティングを行う。
そのほか、ミニイベントでは60周年記念グッズとして、関門トンネル開通60周年のロゴマークを用いたエコバック、オリジナルタオル、ボールペンの配布も行う。ロゴマークは、「還暦」を迎え、赤いちゃんちゃんこを着た関門海峡の特産品「ふく」と関門トンネルを組み合わせたもので、記念グッズのほかポスターなどでも使われるという。
記念イベントの開催時間は10~12時。記念グッズがなくなり次第、終了となる。