マイボイスコムはこのほど、「におい対策・香り付け」に関するインターネット調査の結果を発表した。同調査は2月1日〜5日、全国の男女10,872名を対象に、インターネットで実施した。

  • 身体や衣類に香り付けをする場面

自分や他人のにおいで嫌だと感じるものについて聞くと、「口臭(普段の)」(73.5%)が最も高かった。次いで「たばこのにおい」「加齢臭」「香水・化粧品、整髪料など」「ワキ」が4〜5割で続いている。特に「髪の毛、頭皮」「生乾きの衣類のにおい」は女性の方が男性よりも約21〜22ポイント高かった。

普段行っているにおい対策について尋ねたところ、「歯磨きをこまめにする・念入りにする」「まめにシャワー・入浴をする」「頭皮を清潔にする」「制汗剤・シートなどを使う」「歯磨き粉を使う」がそれぞれ3〜4割を占めた。

身体や衣類に香り付けをする場面について聞くと、「においを消したい」(21.8%)で最も多かった。次いで「外出時」(17.5%)、「汗をかくことをする前や後」(14.8%)となっている。「香り付けはしない」は48.1%で、その他の5割強は香り付けをしていることがわかった。

商品購入時に香りを意識して選ぶものを尋ねると、「石鹸・ボディソープ」(36.3%)、「シャンプー」(32.6%)、「柔軟剤」(27.6%)が上位を占めた。「シャンプー」「リンス」「洗濯洗剤」「柔軟剤」は女性で比率が高く、男性を15ポイント以上上回っている。

  • 商品購入時に香りを意識して選ぶもの

香りつき・香りなしの商品の利用意向について尋ねたところ、27.4%が「香りつきの方を利用したい」「どちらかと言えば香り付きの方を利用したい」と答えた。「香りなしを利用したい」「どちらかと言えば香りなしを利用したい」は30.2%となっている。香りつきを利用したい人は女性や若年層に多く、女性10・20代では4割強を占めた。

  • 香りつき・香りなしの商品の利用意向

身体や衣類への香りが付くよう意識するか聞くと、46.9%は「意識しない」、29.8%が「意識する」と答えた。

「意識しない」と答えた人の理由は、「スメルハラスメントにならないか気になる」(女性41歳)、「余計な香りを上からつけると、変な臭いになり、周りへの不快感を与えてしまう」(男性36歳)などだった。一方「意識する」という人からは「自分の体臭などで相手に不快感を与えないため」(男性47歳)、「自信に繋がる」(女性36歳)という声が寄せられている。