グラビアアイドルでタレントの久松郁実と劇団EXILE所属でDOBERMAN INFINITYのメンバーでもある野替愁平が5日、都内で行われたフジテレビ系ドラマ『KISSしたい睫毛(まつげ)』(きょう6日から4週連続、火曜23:30~23:40)の試写発表会に出席した。
ドラマ初主演となる久松は「聞いたときはすごいうれしかったんですけど、どんどん不安というか緊張をしていました」と明かしたが、周囲の協力もあり撮影は順調に進んだとのこと。また演じる役が"ぶりっ子"であることから、「私の地の声の2トーンくらい高い声を出しながら話しかけたりする」といった苦労も吐露した。
恋愛ドラマに出演するのは初めてという野替は、「軍人さんとか不良役、ヤクザ役、総長と務めていたんで、僕の中ではずっとやりたいと思っていた」と恋愛作品への出演にうれしそうな表情を浮かべた。
そして、撮影での思い出を問われると、野替は2月でかなりの寒さだったことを明かし、生まれて初めてヒートテックを着たことを告白。「僕、北海道出身なので、ヒートテックを着るということが許せなかったんです」というが、あまりの寒さに耐えられず、「僕は履くの嫌なんですけど、(役の)西城さんは求めているかもしれないので、西城さんのために履きますといって初めて履きました」と"信念"を曲げてしまったそうだ。
これに対して久松は「私はずっと素直に履けばいいのにと思っていたんですけど、頑なに大丈夫ですと言っていました」と苦笑いを見せていた。
このドラマは“幸せをつかむために頑張る女の子へエールを送る”ことをテーマに、脚本家・野島伸司氏が書き下ろしたもの。ともに働く多恵(真野恵里菜)らとともに高収入のエリートにみそめられて専業主婦の座をゲットすることを夢見る大手外資系商社の受付・飯山由愛(久松)が、カフェから出てきたサラリーマンとぶつかったことをきっかけにして素敵な男性・西城利光(野替愁平)と出会い、まつげをチャームポイントにして、アプローチをはじめる。
また、同じ野島作品で、現代女性の皮肉まじりの切ない本音がむき出しになる恋愛ドラマ『彼氏をローンで買いました』(9日からFODとdTVで配信)とのコラボ作品として、同じ世界観の中でストーリーが同時進行するという新たな試みも行われる。
見どころについて、久松は「共感できる部分がたくさんあると思います。ぜひ見てもらえたらうれしいです」、野替は「女性の方も一緒にキュンキュンしてもらって楽しんでもらえればと思います」とアピールした。