マイボイスコムは3月5日、第2回「モバイル決済」に関するインターネット調査の結果を発表した。調査期間は2018年2月1~5日、有効回答は1万674人。

支払い方法は依然「現金」が最多

直近1年間の代金の支払い方法(ネットショッピング以外)を調べたところ、「現金」が86.1%でトップ。次いで「クレジットカード」が66.3%、「電子マネー」が49.4%となり、クレジットカード・電子マネーで支払った人は全体の8割弱を占めた。

  • 直近1年間の代金の支払い方法

直近1年間に代金をクレジットカード・電子マネーで支払った人のうち、「スマートフォンや携帯電話のアプリ・機能」で支払った人は14.5%。このうち、「おサイフケータイ」利用者は59.2%(2017年71.9%)、「楽天ペイ」は15.2%(同3.4%)、「ApplePay」は12.9%(9.6%)と続き、前年と比べて「楽天ペイ」が大幅に伸びた。

  • スマートフォン・携帯電話の決済アプリ・サービス利用状況

直近1年間に代金をスマートフォン等のアプリ・機能で支払った店・場所を聞くと、「コンビニエンスストア」が圧倒的に多く78.5%。以下、「スーパー」が39.5%、「自動販売機」「ドラッグストア」「飲食店、喫茶店など」「電車・バス運賃」が各20%台となった。

スマートフォン等の決済アプリ・機能の利用意向は24.9%で、男性や若年層で高い傾向がみられ、男性30代以下では4割弱を占めた。一方、非利用意向は47.9%で、男性60・70代や女性50代以上では6割に上った。