カシオ計算機は4月13日に、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新製品として、スクエア型でフルメタル仕様の「GMW-B5000」を発売する。
全身シルバーの「GMW-B5000D-1」は税別60,000円、全身が上品なゴールドIPの「GMW-B5000TFG-9」は税別70,000円だ。後者はG-SHOCK 35周年記念モデルのひとつであり、数量限定となる。
ピン! ときたG-SHOCKファンは多いと思うが、おそらく正解。今回のGMW-B5000は、「スクエア型」で「5000型番」という、初代G-SHOCK「DW-5000C」のDNAを継承するモデルだ。しかも、5000系統では史上初のフルメタル!
GMW-B5000のケースとベゼル、バンドは、すべてステンレススチール。ケースとベゼルの間には、高い耐久性を持つ樹脂素材のファインレジンを挟み込み、衝撃を吸収するようにしている。これは新しい耐衝撃構造だ。
機能面でも、最新の仕様を盛り込んでいる。象徴的なのは「Connectedエンジン」で、世界6局の標準電波を受信することに加えて、Bluetooth Low Energyでスマートフォンと接続可能。iOS用・Android用のアプリ「G-SHOCK Connected」を使い、アプリ上の地図画面などを通して、世界中で正確な時刻を取得できる。スマートフォン経由でタイムサーバーにアクセスするため、世界各国のタイムゾーンやサマータイムも自動的に反映されるのだ。
そのほか、GMW-B5000のメモリーボタンを押すと、日時、経度、緯度を記録して、G-SHOCK Connectedアプリで見られる。G-SHOCK Connectedアプリに予定(日付・タイトル)を入力しておくと、予定の日時にGMW-B5000の表示が点滅したり、ライトが光ったりして、通知してくれる機能もある。
余談だが、かつて、ケースもバンドも18KTのゴールドDW-5000が存在した。今回のGMW-B5000TFG-9は、そのゴールドDW-5000を製作したノウハウが生かされているとのこと。
GMW-B5000の主な仕様は下図の通り(クリックで拡大)。先だって開催された「カシオ2018年春夏の時計発表会」にて、GMW-B5000の実機を見ることができた。追って詳細にお届けするので、ご期待いただきたい。