パシフィコ横浜で3月4日まで開催中の「CP+2018」。富士フイルムのブースでは、開催初日(3月1日)と同日発売のミラーレスカメラ新製品「X-H1」を大々的に展示。女性モデルを配したタッチ&トライコーナーでは、存分にその実力を体験できますよ!
女性モデルのポートレート撮影でXシリーズ最新最上位の魅力を堪能
X-H1のファーストインプレッションについては、発表会の記事『富士フイルムの新型ミラーレス「X-H1」をタッチ&トライ』でも紹介した通り。今回、再び触ってきましたが、ボディやグリップのしっかりした剛性感、フェザータッチシャッターの軽く上質なタッチフィーリング、きわめて自然なEVF性能などの高い使い心地良を再認識。特に、素早く迷わずくい付きのいいAFと、シャッターを切る瞬間の不安を見事に払拭してくれる5軸5段(最大5.5段)のボディ内蔵式防振性能(手ぶれ補正)は、本当に素晴らしく感じます。
すっと寄ってピタッと吸い付く高性能AFは、計算能力が従来の12倍に向上したおかげ。最高速0.06秒の合焦速度はそのままに、センサーの判定が従来の5通りから、X-H1では60通りに増えており、合焦精度が飛躍的に高まっています。また、位相差AFがF8からF11に強化されました。フリッカー低減機能も搭載し、暗所や室内の合焦にも強くなっています。
X-H1の試写機は、個体ごとにさまざまなレンズが装着されていますが、できれば16-55mm F2.8付きのものがオススメ。このレンズは非常に描写力が高く、一方で、光学式の防振機能(手ぶれ補正)を持たないので、そのぶん効果がよくわかるからです。ただし、富士フイルムのブーススタッフいわく、もっとも相性がよいレンズは「XF35mm F1.4R」とのことです。
タッチ&トライコーナーの試写機では、自分のSDカードを入れて撮影できるので(試写データの持ち帰りも可能)、希望する人はブース内のスタッフに確認してみてください。ここでは、X-H1のISO6400と12800で撮影したデータ(実寸)を掲載しますので、ぜひ参考に! ちなみに、CP+初日、X-H1のタッチ&トライ待ち時間は15~20分でした。