六本木ヒルズ(東京都港区)は4月25日に開業15周年を迎える。2018年は商業エリアにおいて大規模リニューアルを推進。年内に新たな23店舗の飲食店舗やフードショップがオープンする。
リニューアル第一弾として今春、6店舗の飲食店舗がオープン。すでにオープンしている「茶寮 宮坂」「けやき坂 わさ」「餃苑 わさ」などに加え、3月29日には六本木けやき坂通りに、「鉄板料理 六本木うかい亭」とうかいグループの割烹「割烹料理 六本木 kappou ukai」が誕生する。
4月27日には、フランス料理界最大の巨匠と言われるシェフ・アラン・デュカス氏による「ル・ショコラ・アラン・デュカス」の旗艦店「 ル・ショコラ・アラン・デュカス 六本木」がオープン。6月にはミシュラン2つ星に輝いたフレンチレストラン「レフェルヴェソンス」も誕生する。
ファッションの提案も強化し、夏にはラグジュアリーブランドが新たにオープン予定。秋にはそれぞれ旗艦店である「エストネーション」「ユナイテッドアローズ 六本木」に加え、大規模セレクトショップも登場する。
リラクシングウェアやタオルを中心に扱う「タッチ」や、メガネの「JINS」といった既存店もリニューアル。春には15年周年を記念した限定アイテムやフェア等の企画を展開するという。
また、期間中はアートイベントも開催。4月25日~5月27日には、六本木ヒルズのシンボルである巨大彫刻作品≪ママン≫が、カラフルな毛糸の編み物で彩られる「六本木ヒルズ15周年記念インスタレーション」を開催。5月26日~27日には、今回で9回目を迎える「六本木アートナイト」が行われる。
そのほか、4月25日~9月17日までは、森美術館で「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」、10月6日~2019年1月20日までは「カタストロフと美術のちから展」を開催する。