ダイヤモンド社は1月24日、『入社1年目の教科書 ワークブック』(1,400円・税別)を発売した。同書の著者は、ライフネット生命保険代表取締役社長の岩瀬大輔氏。
同書は、2011年5月に発売し、現在42万部を突破したベストセラー『入社1年目の教科書』のワークブック版。毎年多くの企業が研修などに採用するなど、新入社員の定番書になっているという。
前作では、仕事のやり方を覚えるより先に、社会人になったら知っておきたいポイントを53点紹介した。今回はそのポイントを初級、中級、上級別にわかりやすく分類。項目ごとに「この項目で押さえるべき重要なポイント」をまとめ、自分の行動のチェックリストも掲載した。
著者の岩瀬氏による「入社1年目の疑問・質問にすべて答えます」では、新人社員がかかえる疑問や悩み、上司への接し方も紹介。初級の「何があっても遅刻はするな」という項目では、「電車が遅れたらどうすればいいか」「電話じゃなくてLINEで連絡してもいいか?」などの疑問から、「即レス」の重要性を説いている。
上級では、「会議での意見の出し方」「宴会芸をやるきの心構え」「お金の使い方」を紹介。巻末には困ったときにすぐ開ける「メモのコツ」「アポ取りのコツ」「敬語の基本一覧」も掲載している。
岩瀬氏は、1976年生まれ。1998年東京大学法学部を卒業後、ボストンコンサルティング グループ等を経て、ハーバード大学経営大学院に留学。2006年、副社長としてライフネット生命保険を立ち上げた。世界経済フォーラム(ダボス会議)の「ヤング・グローバル・リーダーズ」2010に選出されている。