タムロンブースも、デジタル一眼用の最新レンズを前面に押し出した展示となっています。
特に注目が集まっていたのが、CP+直前に開発発表したソニーEマウント用の大口径標準ズームレンズ「28-75mm F/2.8 Di III RXD」。展示はショーケース内にとどまり、残念ながら手にして試すことはできませんが、サイズ感やデザインは間近で見て確かめることが可能です。静粛性がウリのステッピングモーター「RXD」(Rapid eXtra-silent stepping Drive)を採用するほか、簡易防滴構造やレンズ前面の防汚コートなど、機能面も充実しています。αシリーズのユーザーにとっては、写りがどうなのか気になるところです。
一眼レフ用の望遠ズームレンズの新製品「70-210mm F/4 Di VC USD」(4月2日発売予定)は、実際に動作するものを手にして試すことができます。10万円を切るという戦略的な価格のレンズですが、シーリングを施した簡易防滴構造を採用しており、過酷な環境下でも使用ができるようになっています。別売のテレコンバーターに対応するほか、別売の三脚座の装着も可能です。
(写真/三井公一)