シャープは3月1日、クラウドと連携する腕時計型のウェアラブル端末「funband」シリーズの新たなラインナップとして、千葉ロッテマリーンズモデル「SA-BY011」を発表した。希望小売価格は10,000円(税別)で、発売は3月6日。色は球団カラーのひとつ、ブラック。
SA-BY011は、Bluetoothでスマホと連携し、千葉ロッテマリーンズの試合状況をディスプレイに表示する腕時計型のウェアラブル端末。選手が打ったホームランやヒットの情報、各打席の結果、相手にとられた点数などがわかる。
シャープは既に複数球団のfunbandを発売しており、ラインナップはセ・リーグの広島東洋カープモデル、横浜DeNAベイスターズモデル、阪神タイガースモデル、パ・リーグの福岡ソフトバンクホークスモデル。今回、これに千葉ロッテマリーンズモデルが加わり、計5モデルでの展開となる。
実際に試合会場へ行ったときに、応援を盛り上げる機能も内蔵。本体にモーションセンサーを搭載し、腕の動きを「応援アクション」として感知すると、内蔵のバイブレーターが振動したり、LEDが発光したりする。応援アクションを行うと「応援ポイント」が蓄積し、funbandユーザーによる、プロ野球選手の人気投票に利用できる。応援アクションはクラウド経由で集計し、数値化した「応援パワー」を本体ディスプレイ上に表示。球場から離れた場所でも試合の盛り上がりをユーザー同士で共有可能だ。
球団や選手に関するニュースを毎日配信するサービスにも対応し、オフシーズンでも千葉ロッテマリーンズを身近に感じられるとしている。重量は約39g。Bluetoothのバージョンは4.2。リチウムイオン充電池を内蔵し、試合中で約5時間、それ以外では約200時間使える。液晶ディスプレイは白色有機ELで、サイズは約0.77インチ。画面解像度は96×39ピクセルだ。
サービスを利用するためには、専用の無料スマホアプリのほか、無料の「SHARP COCORO MEMBERS」への登録、および有料サービスへの加入が必要。有料サービスは初回1年分が無料、その後は月額120円となる。