京王電鉄は3月17日始発から定期券予約サービスをリニューアルし、「定期券らくはや予約」サービスを開始するとともに、定期券購入の際に使用できるクレジットカードブランドを増やすと発表した。

  • 「定期券らくはや予約」サービスの流れ

  • リーフレット表紙イメージ (C)末次由紀/講談社

「定期券らくはや予約」サービスは、インターネットから定期券を予約できるサービス。これまでは通勤定期券しか予約できなかったが、新たに新宿駅・渋谷駅のどちらでも利用できる定期券「どっちーも」と通学定期券が予約できるようになる。

予約の際、スマートフォンやパソコンなどから「定期券らくはや予約」サービスにアクセスし、通勤・通学の別や区間・経路・期間などの情報と自身の情報を入力。予約完了後に表示される予約番号と予約確認番号を保存し、各駅の定期券表示のある自動券売機に番号を入力して、現金またはクレジットカードで決済することで定期券が発券されるという流れとなる。

新規定期券を購入する場合が対象で、継続定期券は予約の必要なく自動券売機で購入できる。予約可能期間は定期券の通用開始日の1カ月前から当日まで、購入可能期間は定期券の通用開始日の14日前から当日まで。京王線沿線の府中市が舞台のひとつとなった漫画『ちはやふる』のビジュアルを用いたポスターやリーフレットを作成し、サービスの認知度向上を図る。

また、これまでは定期券購入の際に使用できるクレジットカードは京王パスポートカードに限定されていたが、3活17日以降はこれを拡大。VISA、JCB、マスターカード、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブの各ブランドでも決済できるようになる。