JR東日本秋田支社は4月から運行する秋田港クルーズ列車の名称を「あきたクルーズ号」にすると発表した。専用車両の外観デザインも公開した。

  • 「あきたクルーズ号」外観イメージ(JR東日本秋田支社提供)

「あきたクルーズ号」は、秋田港に入港したクルーズ船の利用者を貨物専用駅である秋田港駅から秋田駅へ輸送するための列車。専用車両の前面・側面に海や港を表した青色の帯を配し、先頭車両の曲線で海に浮かぶクルーズ船の船体を表現した。

秋田港駅から秋田駅への運行に関して、JR貨物が保有する土崎~秋田港間の線路を走行する必要があるため、JR東日本は今年1月に同区間の第二種鉄道事業の許可を受けている。秋田駅へのアクセスのほか、秋田駅から男鹿・五能線・県南の各エリアへの直通列車としても運用する予定だという。