昔話の主人公たちが共演するauのCM"三太郎"シリーズの最新作「鬼ちゃんの親心」編が、1日から全国で放送される。
三太郎が、学校帰りの赤鬼(鈴木福)と一緒に歩いていると、桃太郎(松田翔太)が「ねぇ、なんか視線感じない?」と口にするが、赤鬼は特に驚く様子もなく「あそこに父が…」。すると心配症の鬼ちゃん(菅田将暉)が「あははは」と照れながら出てきて、赤鬼に「ついてこないでよ!」と怒られる。
そんな赤鬼に、鬼ちゃんは「もういっぺん言ってみろ!」と厳しく言うと、赤鬼も負けじと「だから、ついてこないで!!」と反抗。すると突然、鬼ちゃんは目を潤わせながら「よ~し、よく言った!!」「反抗期祝いだ!!」と赤鬼の肩を叩きながら喜びだし、「よ~し!今日は赤飯だ!」、通りすがりの人にも「うちの息子、反抗期きたんすよ~!」と親バカぶりを披露。そんな父親に、赤鬼は「やめて!やめて!」と、切実に訴える。
菅田のアドリブに終始笑顔の鈴木は、まるで親子そのもの。三太郎役の松田、浦島太郎役の桐谷健太、金太郎役の濱田岳は、それに負けじとアドリブをさく裂させ、鬼ちゃんの親バカぶりに呆れてセリフを真顔で言ってみたり、赤鬼の必死の抵抗を実況風に話してみたりと、やりたい放題だった。