アイドルグループ・TOKIOの松岡昌宏が主演するテレビ朝日系ドラマ『家政夫のミタゾノ』が、1年半ぶりに新シリーズで復活することが1日、明らかになった。毎週金曜(23:15~ ※一部地域除く)に放送される。
このドラマは、松岡演じる家政夫・三田園薫が、掃除・洗濯・料理などの家事だけでなく、派遣された家庭を崩壊させ、再生へと導く活躍を描くもの。16年10月クールに放送された前シリーズをほぼ全編女装姿で演じた松岡は、1年半ぶりとなる三田園の姿に「メイクを終えて鏡に写った自分に思わず『おかえり!』って言ってしまった(笑)。それくらい自分の中に三田園は染みついていた」と、うれしそうに語った。
今作は、消息不明だった三田園がある日突然、戻ってくるところからスタート。空白の期間、三田園に一体何が起きていたのか、次第に明らかになっていく。
松岡は、あらためて今作について「1年半前にこの作品と出会い、キャラクターを作り上げていく段階で妙な手応えがあったんです。僕たちが子どもの頃に見ていたような、"面白いテレビ"、"むちゃくちゃな設定でも面白いドラマ"がやりたい、っていう思いが形になったのが『家政夫のミタゾノ』でした」と紹介。「それをまたこうやってやらせていただけるのは、役者冥利につきますね。スタッフも、僕ら役者サイドも、本当にうれしいです」と喜ぶ。
また、「『こうしよう』『こう演じよう』と考えるよりも、キャラクターが勝手に動いていく感じ。表情ひとつとっても、演技プランとは違った方向に動いていくんです」と、キャラが生きている様子。監督から「もしもパート2があるならチャイナドレスを着せたい」と言われていたそうで、「きっと今回着ることになるんだろうな(笑)」と苦笑いしながら、「面白いと思ったことはなんでもやりますよ!『なんでも来い!』です」と意気込んだ。