FCAジャパンはこのほど、フィアット「500X」に仕様変更を施して販売すると発表した。スマートフォンとの連携を強化した新しいインフォテイメントシステムを搭載する。
「500X」は「500」の流れを汲んだデザインと高い居住性・利便性を兼ね備えたスモールSUVとして2015年10月に発売され、好評を博してきた。2017年7月には自動ブレーキ(クラッシュミティゲーション付前面衝突警報)の標準化など安全機能を中心とした仕様の向上を実施している。
今回の仕様変更では、全モデルに最新世代のインフォテインメントシステム「ユーコネクト」を採用。5インチから7インチへとサイズアップした大型タッチパネルモニターにより、視認性や操作性が向上した。「Apple CarPlay」および「Google Android Auto」に対応し、目的地の検索や設定、ハンズフリー通話やメッセージの送受信、音楽再生などスマートフォンの機能が簡単に操作できる。
センターコンソールに備わるUSBポートは従来の1ポートから2ポートへ増設され、これにより2つのスマートフォンを同時に充電することも可能となっている。
価格は、4×2モデルの「500X ポップ・スター」が292万7,000円、「500X ポップ・スター・プラス」が316万5,000円、4×4モデルの「500X クロス・プラス」が343万5,000円(価格はすべて税込)。