ファーウェイは2月7日、SIMフリースマートフォン「nova」シリーズの「HUAWEI nova lite 2」の販売を開始しました。端末価格は2万円台とエントリー向けであるにもかかわらず、ハイエンドスマホの潮流に乗った縦長の画面とダブルレンズのカメラが注目されています。一週間ほどお借りする機会を得られたので、レビューをお届けします。

  • HUAWEI nova lite 2のブラックです

女性にも握りやすい縦長ボディ

HUAWEI nova lite 2は、縦150.1mm、幅72.05mm、厚さは7.45mm、重量は約143gです。ディスプレイサイズは約5.65インチ、解像度は2160×1080ピクセルで、最近のスマートフォンの流れに乗った縦横比18:9のワイドディスプレイです。縦長のボディは女性の手でもしっかり握ることができ、セルフィーの時によく行われる人差し指と小指で挟む持ち方も楽にできます。また、縦長画面は一画面に表示される情報量が多いため、スクロールの回数を軽減できます。

  • 本体は薄く、角はラウンドしています

  • 背面には指紋認証があります

CPUはHUAWEI Kirin 659、メインメモリは3GB、内蔵ストレージは32GB、外部ストレージは最大256GBのmicroSDに対応しています。バッテリーは3000mAhで、よほどヘビーに使わなければ一日中使える容量です。OSはAndroid 8.0、nano SIMで日本国内でのDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)には対応しません。

ダブルレンズカメラでボケを楽しむ

カメラは、ダブルレンズカメラを搭載しています。アウトカメラは1300万画素センサーと200万画素センサーの組み合わせで、背景をぼかしたり、撮影後にフォーカスの位置を変えられる「ワイドアパーチャ機能」を実現しています。

  • アウトカメラはダブルレンズを搭載しています

  • 「ワイドアパーチャ」をオンにして撮影した写真。手前のピンクの花にフォーカスを合わせています

  • 「ワイドアパーチャ」の編集画面で奥にある白い花にフォーカスを合わせました。ピンクの花は「前ボケ」になりました