アントワークスは3月1日、「豪快ジャンク盛り! “ガリタル”辛すた丼」(税込880円)を全国の「伝説のすた丼屋」および「名物すた丼の店」店舗で発売する(一部店舗を除く)。若年層の小食化の進行を憂いた同社が、「4月からの新生活に向けて、3月はガッツリ食べてパワーチャージしてほしい!」という想いを込め打ち出した同商品。筆者もご多分に漏れずバッチリ小食な若年層であるため、一目散にパワーをもらいに伺った。
タルタルソースの存在感たるや
メニュー名から、豪快かつジャンクでガーリックとタルタルソースが入った辛いすた丼に仕上がっているであろうことが予想される同商品。どう考えてもおいしいことは明らかであるが、ただでさえ“豪快”なイメージの「すた丼」がメニュー名にその2文字を持ってきたからには期待せざるを得ない。
同商品の総重量はなんと約700g。高さは約15cmで、『ポ●モン』でいうところのディグダと同じぐらいの重さ・サイズ感である(筆者調べ)。さらに豪快に攻めたい人は、プラス税込260円で“肉飯増し”をすることで総重量が約1kgにパワーアップする。ちなみにダグトリオの高さは70cm、重さは33.3kgらしい。
まずは、最もパワーをもらえそうな厚切りの豚バラ肉を喰らう。お肉の味付けは、過去に期間限定で販売していた「辛すた丼」と同じであるとのこと。豆板醤、ニンニク、唐辛子、山椒という辛み要素をコク深い味噌でまとめたタレが後を引く。隠し味には柑橘類の果汁を使用しているため、くどさもなく飽きずに食べ進められる。
辛いものが苦手なスタッフの“まかない飯”として、「辛すた丼」にタルタルソースをかけてみたところから生まれたというジャンク感満載な出自の同商品。タルタルソースは、辛すたダレの味わいを邪魔せずに辛みをまろやかにするよう同社オリジナルで開発されている。
すた丼らしくガーリックが加えられたこのタルタルソースは“ガリタルソース”と名付けられ、ガードの上からでも効いてくるパンチ力を持っている。しかもこのソースには、1杯分あたり卵1個を使用しているとのこと。粗めに砕かれた白身の食感も、豪快っぷりに拍車をかけている。
絶賛小食化進行中の筆者にもがっちりとパワーを与えてくれたこの1杯。4月から新生活が始まる人もそうでない人も、強くなりたくば喰らうべし!