ワコムは2月27日、23.6型4K解像度の液晶ペンタブレット「Wacom Cintiq Pro 24」に装着するモジュール型PC「Wacom Cintiq Pro Engine」を発表した。3月29日より発売する。直販サイトでの価格は311,040円より(税込)。
Wacom Cintiq Pro Engine i5
Wacom Cintiq Pro 24に装着して使用するモジュール型PC。価格は311,040円(税込)。オールインワンの制作環境を構築可能で、Wacom Cintiq Pro 24背面に専用のドッキングスペースがあるので、接続時の一体感も高い。2018年内に発売予定の「Wacom Cintiq Pro 32」でも利用できる。
OSにはWindows 10 Proを、グラフィックスにはNVIDIA Quadro P3200を搭載。メモリやSSDの換装など、システムのアップグレードにも対応する。オプションの「Wacom Pro Pen 3D」を使うことで、3Dアニメーションやスカルプティング(3Dデジタル造形)などの制作効率も向上するとしている。
そのほか主な仕様は、CPUがIntel Core i5-7300HQ(2.5GHz)、メモリが16GB(最大32GB)、ストレージが256GB M.2 SSDなど。
ネットワークは、Gigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2。インタフェースは、USB Type-C×2、HDMI×1、DisplayPort×1。本体サイズはW378×D267×H24.9mm、重量は約2.3kg。
Cintiq Pro Engine Xeon
「Cintiq Pro Engine Xeon」は、CPUにIntel Xeon E3-1505M v6(3GHz)を搭載するモデル。価格は397,440円(税込)。メモリが32GB(16GB×2)、ストレージが512GB M.2 SSDに増強されている。その他の仕様はほぼ共通。