アイドルグループ・V6の井ノ原快彦が、3月28日に放送されるTBS系特番『池上彰と宇宙の旅2018』(20:00~22:00)で、ジャーナリストの池上彰氏とともにMCを務めることが27日、わかった。井ノ原は、無重力を体験する実験にも挑戦する。
アメリカは月を足掛かりに火星探査を計画、中国は原子力スペースシャトル開発を目指し、ロシアは新たな宇宙ステーション計画を発表、さらに海外の民間企業による宇宙開発が軌道に乗りつつあるなど、世界の目が宇宙に向けられているこの時代。かつて、世界で初めてジャーナリストを宇宙へ送り出したTBSが、新たな宇宙特番を放送する。
番組では、実は私たちの身の回りの事と繋がっている“宇宙”についての疑問に、解説&潜入取材&大実験で答えていく。MCは、わかりやすいニュース解説で知られる池上彰氏と、ドラマ、バラエティはもちろん、キャスターとしても活躍する井ノ原快彦、さらに、特別ゲストとして日本人初の宇宙飛行士である毛利衛氏を迎える。
井ノ原は、「そもそも無重力とは?」という疑問にこたえるべく、体当たり実験に挑戦。短時間無重力状態を作り出すパラボリックフライト航空機に搭乗し無重力を体験する。実験を終えた井ノ原は、「すごい世界を体験させていただきました。宇宙飛行士の方の宇宙ステーションからの中継を見ても、なんとなく現実味がありませんでしたが、この無重力体験で、宇宙飛行士の大変さをちょっと想像できるようになりました。一方で地球の重 力、ちょうどいい重力があるから人間がここまで発展してこられたんだと思えるようにもなりました」と語った。
また、「ブラックホールに落ちるとどうなるの?」「宇宙飛行士ってどんな仕事?」など、宇宙に関する素朴な疑問を池上氏が徹底解説。そのほか、「天気予報」「GPS」など生活に身近なものも宇宙に関係していることや、さらにこれらの普及の陰にはある事実があるということを、 再現ドラマや貴重映像で解説する。
■池上彰コメント
地上で続く紛争と戦争。憎しみにいがみ合い。でも、空を見上げると、宇宙は広い。地球上のことなど、ちっぽけなこと。みんながそんな気持ちを持ってくれれば。私は子どもの頃から宇宙に憧れてきました。未知の世界を探検すると、人間の矮小さと共に偉大さにも気づく。それが宇宙開発。番組にご期待ください。
■井ノ原快彦コメント
遠い話と思いがちな“宇宙”が意外に私たちの身近なモノに関係していたり、自分が“宇宙”に行ける時代がもうすぐやって来るかもしれない。宇宙開発が進む今、“宇宙”は夢やSFの世界から、私たちの手の届くものになりつつあるのかもしれません。子どもの頃、宇宙にあこがれていたあの“わくわく”した感じが蘇ってきました。この番組は子どもたちに是非、見て欲しいですが、池上さんに語っていただければ、あらゆる世代の人が興味を持って“宇宙”を知ることができると思います。科学技術が進んだ現代、何が起きるか分かりませんが、皆さん想像力を膨らませて見ていただけたらうれしいです。
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