フランスのスマートフォンメーカー、Wikoが26日(バルセロナ時間)に開催した発表会では、View 2シリーズが目玉でしたが、これ以外にもミドルレンジからエントリークラスまで、多数の新製品を同時に発表しました。それらも簡単に紹介しておきます。

ミドルレンジのViewシリーズ

Viewシリーズは、View 2シリーズよりも下位となる、ミドルレンジスマートフォンです。そのViewシリーズの新製品として、「View Go」、「View Lite」、「View Max」の3製品を発表しました。いずれもアスペクト比18:9のディスプレイを搭載していますが、画面サイズや指紋認証センサーの有無などで差別化が図られています。

View Goは最も安価な製品で、ディスプレイは5.7インチで表示解像度は720×1,440ドット。SoCはMediatek MT6739WA、メモリ2GB、内蔵ストレージ16GB。カメラは1,300万画素のリアカメラと500万画素のフロントカメラを搭載。バッテリー容量は3,000mAh。価格は149ユーロ。

  • View Go

  • View Go背面

View Liteは、5.45インチのディスプレイを採用するやや小型のモデルです。表示解像度は720×1,440ドットと同じです。SoCはMediatek MT6739WW、メモリ2GB、内蔵ストレージ16GB。カメラは1,300万画素のリアカメラと1,600万画素のフロントカメラを搭載。バッテリー容量は3,000mAh。価格は159ユーロ。

  • View Lite

  • View Lite背面

View Maxは、5.95インチの大型ディスプレイを搭載するモデルです。表示解像度は同じく720×1,440ドットです。SoCはMediatek MT6739WAと下位2モデルと同じですが、メモリは3GB、内蔵ストレージは32GBとなります。カメラは、1,300万画素のリアカアメラと、800万画素のフロントカメラを搭載。バッテリー容量は4,000mAh。価格は179ユーロ。

  • View Max

  • View Max背面

100ユーロ未満のtommy/lenny/jerryも新モデル

価格が100ユーロ未満のエントリー製品「Yシリーズ」でも、3モデルの新製品が発表されました。

tommy 3は、480×960ドット表示対応の5.45インチディスプレイを搭載。LTE通信に対応し、NFCも搭載します。カメラは800万画素のリアカメラと500万画素のフロントカメラ。メモリは1GB、内蔵ストレージは16GB。価格は99ユーロ。

  • tommy3

  • tommy3背面

lenny 5は、720×1,440ドット表示対応の5.7インチディスプレイを搭載するモデルです。ただし、LTE通信は非対応となります。カメラは800万画素のリアカメラと500万画素のフロントカメラ。メモリは1GB、内蔵ストレージは16GB。こちらも価格は99ユーロ。

  • lenny 5

  • lenny 5背面

jerry 3は、最もローエンドとなる製品です。lenny 5同様にLTE通信には非対応です。480×960ドット表示対応の5.45インチディスプレイを搭載し、カメラはリア、フロントともに500万画素。メモリは1GB、内奥ストレージは16GB。価格は79ユーロと、最も安くなっています。

  • jerry 3

  • jerry 3背面