タカラトミーは27日、新プロジェクト「ゾイド ワイルド」を発表した。35年の歴史をもつ「ゾイド」の12年ぶりの完全新作として、玩具、まんが連載、アニメ化、キッズアミューズメントなどのメディアミックス展開を2018年4月から順次実施していく。
「ゾイド」は、恐竜や動物をモチーフに、機械と組み合わせられたオリジナルデザインの"メカ生命体"。電動モーターやゼンマイで可動する「リアルムービングキット」として爆発的な人気を獲得してきた。「ゾイド ワイルド」は、第一期ゾイド(1983年~)・第二期ゾイド(1999年~)の開発陣が若手メンバーにこれまで培ってきた技術や思いを伝承しながら、新たな視点を取り入れて開発されているという。
最新シリーズ「ゾイド ワイルド」では、「ゾイドは地中から発掘され、復元される」という世界観設定になぞらえ、「発掘」「復元」を行ったあと「骨格(ボーン)」「外装(アーマー)」の順に組み立てるという、"復元"をテーマとした新たなデザイン・組み立て方法を採用している。さらに、アクションにおいても固有の「必殺技アクション」が追加されており、闘争本能をむき出しにした「ゾイド」たちの強さを強調した動きが楽しめる。
さらに今回のシリーズでは、360度マルチマーケティングとして、「ゾイド」ワールドへ没入できるよう、強力なメディアミックス企画を展開。4月の月刊『コロコロコミック』(小学館)を皮切りに、6月に玩具の発売、今夏にはMBSほかにてアニメ化が予定されている。加えて、専用のスマートフォンアプリも6月配信予定。これは組み立てたゾイドを動画で撮影し、簡単操作で編集してオリジナル動画を作ることができるほか、バトルゲームや組み立て動画の視聴などの機能の搭載を予定している。
玩具としては、「ZW01 ワイルドライガー」、「ZW02 ギルラプター」(各3,240円/税込)が6月に発売される。
(C)TOMY/ZW製作委員会・MBS