産経新聞社は2月15日、同社の旧専売所跡地に女性専用ホステル「アーバンホステル神保町」をオープンした。料金は1人につき1泊3,000円から。

  • 女性専用ホステル「アーバンホステル神保町」

ホステルとは、宿泊客の交流スペースが設けられた比較的割安の宿泊施設。訪日外国人旅行者を中心に、ビジネスパーソンや就職活動中の学生、受験生など幅広く利用されている。同社はメディアにおける「新たな情報交流・発信の場を作る」という社会的役割を意識しながら、 2020年東京五輪・パラリンピックを控え、 近年増えている訪日外国人旅行者をターゲットとし、 今回のホステル建設を進めたという。

「アーバンホステル神保町」は、全7階のうち2~5階が客室フロアとなっている。1フロアにカーテンと壁で仕切られた2段ベッドを6台設置し、計48人が宿泊できる。各フロアに明るいデザインの洗面台が付いており、6階にはシャワールームとコインランドリーもある。7階は、共用キッチンや利用者が交流できる共有スペースとなっている。

  • カーテンや壁で仕切った2段ベッドが並ぶ

館内スタッフは女性のみで、英語・中国語・フランス語などにも対応可能。玄関と客室フロアはカードキーで管理し、客室フロア内にセーフティーボックスも設置している。