本田技研工業(ホンダ)は26日、アドベンチャーモデル「CRF1000L Africa Twin」にスロットル・バイ・ワイヤシステムなど先進装備を採用するとともに、大型のフューエルタンクなどを装備し、さらなる冒険心を駆り立てる新モデル「CRF1000L Africa Twin Adventure Sports」を追加し、4月2日に新販売網「Honda Dream」で発売すると発表した。

  • 「CRF1000L Africa Twin」カラーは「マットバリスティックブラックメタリック」

  • 「CRF1000L Africa Twin Adventure Sports」カラーは「パールグレアホワイト」

「CRF1000L Africa Twin」には、スロットルグリップ開度をセンサーで検出し、ECUが駆動信号を送ることでスロットルバルブ開度をモーターにて制御する「スロットル・バイ・ワイヤシステム」を新たに採用。また、「Hondaセレクタブルトルクコントロール(HSTC)」のセッティング幅の拡大や、走行状況に応じてエンジンの出力特性を変更できる「ライディングモードセレクト」の採用に加え、エマージェンシーストップシグナル、オートキャンセルウインカーなどの機能を追加した。

軽量コンパクトなリチウムイオンバッテリーの採用や車体各部の見直しにより、車両重量の軽量化も図った。カラーは「マットバリスティックブラックメタリック」「パールグレアホワイト」「グランプリレッド」の3色を展開。

新モデル「CRF1000L Africa Twin Adventure Sports」は、「CRF1000L Africa Twin」をベースに航続距離を延伸できる24リットルの大型フューエルタンクをはじめ、快適な高速巡行を可能とする大型ウインドスクリーンや車体へのダメージを軽減するフロントサイドパイプ、不整地での飛び石などからエンジンを保護する大型のスキッドプレートを装備。専用サスペンションによりストローク量を伸長させることで、悪路での走破性も高めた。カラーは「パールグレアホワイト」のみ。足つき性を考慮した専用サスペンションによってシート高を標準より60mm低くしたローダウンタイプも設定している。

価格は「CRF1000L Africa Twin」が138万2,400~152万2,800円、「CRF1000L Africa Twin Adventure Sports」が155万1,960~165万9,960円(ともに税込)。