俳優の江口洋介が26日、テレビ東京系新ドラマ『ヘッドハンター』(4月スタート 毎週月曜22:00〜)の記者会見に、小池栄子、杉本哲太とともに登場した。
同作は同局の新ビジネスドラマ枠「ドラマbiz」の第1弾。働くことをテーマにしたドラマ枠で、第1弾では「転職」をテーマに、ヘッドハンター界の異端児・黒澤(江口)が、人のため、企業のため、自分のために奮闘する姿を描く。現在、同局の経済ドキュメンタリー番組『ガイアの夜明け』(毎週火曜 22:00〜)の案内人を務める江口、ナレーターを務める杉本、そして『カンブリア宮殿』(毎週木曜 22:00〜)のサブインタビュアーを務める小池が新ドラマに「ヘッドハンティング」された形となる。
同局のドラマに初出演となる江口は「スタッフと話していると、実はドラマにすごく興味があって、『ぜひ』という話はいくつかもらっていたんですけど、今回いいタイミングでやれるようになりました」と語る。新ドラマ枠に「この時代ならではの新しい試みだと思うので、新しいものを生んでいく楽しさ、ここからスタートする楽しさをこれから作っていけたらと思っています」と意気込んだ。
「キャスターから女優業にヘッドハンティングされた」という小池は、「こんなに渋くて素敵な方とやれるのに、断る理由はない」と笑顔に。「働く人を応援する、ターゲットをぎゅっと絞ったというのは、大きな決断だったと思います」と理解を示し、「今働いている人にはエールを与えることができますし、若い方には『仕事って楽しいな』『こんな側面があるんだ』とか、『でも働かなければならない』とか。決して後ろ向きじゃなくて前向きに捉えられるような作品になるような気がします」と自信を見せた。
杉本は「自分が50代なので50代の方。それから40代の方、60代の方にも見ていただきたい。10代、20代の方にも見ていただきたい……」と列挙したために、小池から「一言で済む話でしたね」とツッコミが入る。会見ではうっかり自分の役についてネタバレをしてしまいそうになる場面もあったが、焦りながらも場を明るく盛り上げた。
また、会見は新ドラマ枠のお披露目ということで、稲田秀樹プロデューサーがスティーブ・ジョブズ風の衣装で登場。リンゴマークならぬ、バナナマークでプレゼンし、小池も「はじめこそやや滑ってましたけど、よかったです」と声をかけていた。