俳優の吉田栄作が、テレビ朝日系ドラマ『越路吹雪物語』(毎週月~金曜12:30~)で、ヒロイン・越路吹雪を公私ともに支え続けた夫・内藤法美の絶頂期役に決定。このほど、越路役の大地真央と結婚式シーンの撮影に臨んだ。

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    吉田栄作(左)と大地真央=テレビ朝日提供

昭和の歌姫・越路吹雪の波乱万丈の人生と、盟友の作詞家・岩谷時子との友情を描く同ドラマ。現在、越路吹雪の青年期を瀧本美織が演じている。

内藤法美は、作曲家、編曲家、ピアニストとして活躍した音楽家で、2人は内藤がラテンバンド「東京キューバン・ボーイズ」のメンバーだった頃に知り合い、そのピアノの音色に衝撃を受けた越路の熱烈なオファーで共に仕事をするようになり、交際に発展。2人が恋人同士だった青年期は、長谷川純が内藤を演じ、あす27日から登場する。

吉田は、ピアニストでもある内藤役を演じるにあたり、「僕自身も音楽活動をずっと続けているので、僕のサポートをしてくれるピアニスト、キーボードプレーヤーを若いころから見ていました。彼らの一挙手一投足を見続けた僕の集大成がここに出るんじゃないかと思っています」とコメント。

越路吹雪役の大地との共演は「毎シーン毎シーンすごく面白くて、大地さんの素敵さとチャーミングさの両面を見せていただいています」と刺激的なようで、「コンサートのシーンなどでマイクを前にした時は、むしろ逆に、越路さんなのか大地さんなのか分からないくらいのオーラが出ています」と絶賛している。

結婚式のシーンは、大地が越路の結婚式の写真を参考に、クラシックな雰囲気のウエディングドレスをセレクト。撮影は首都圏を大雪が襲った翌日で、寒さに見舞われる中、親友・岩谷時子(市毛良枝)と涙の熱演を見せたが、大地は「長年の2人の絆を感じ、胸がいっぱいになり、思わず涙がこぼれました。これもウェディングドレスの持つ力かもしれませんね」と語っていた。

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