LCCのジェットスターは2月22日、2020年から2022年に受領する予定のエアバスA321neoLRの概要を発表した。ジェットスターはA321neoLRを18機受領する予定で、従来機のA320では不可能だったオーストラリアの東海岸からバリ島への直行便をA321neoLRで運航することができるようになる。

  • ジェットスターはエアバスA321neoLRを2020年から2022年に受領予定

    ジェットスターはエアバスA321neoLRを2020年から2022年に受領予定

具体的には、シドニー/メルボルン=デンバサール(バリ)線にA321neoLRを投入できるとしている。さらにA321neoLRの投入によって、他の路線に787を運用することができるようになり、ベトナムや中国、タイ、ハワイ路線の新規路線や増便が可能になる。

  • A321neoLRはシドニー/メルボルン=デンバサール(バリ)線への運用も可能

    A321neoLRはシドニー/メルボルン=デンバサール(バリ)線への運用も可能

A321neoLRでは客室の快適性を高め、スリムシートの新装や収納スペースを拡充させる。また、座席数もA320と比べ40席以上増える。

  • A320と比べ、座席数は40席以上増える

    A320と比べ、座席数は40席以上増える