女優の沢口靖子が主演するテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女』(毎週木曜20:00~)の最終回が、3月22日に2時間スペシャルで放送される。

  • 『科捜研の女』

    (左から)近藤正臣、沢口靖子=テレビ朝日提供

京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)を中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、専門技術を武器に事件の解明に挑む姿を描く同作は、1999年10月にスタートし、現在「sesaon 17」に突入。最終回の直前となる3月15日には放送通算200回に到達する。

最終回には、マリコ(沢口)とスリリングな頭脳戦を展開する天才活動家を演じる近藤正臣をはじめ、副大統領の日系夫人役にかたせ梨乃、副大統領暗殺を狙う元活動家に西岡徳馬とベテラン実力派俳優が集結。さらに、今シリーズの第1話で登場した中川大志演じる民間の鑑定人も登場する。

マリコと近藤演じる天才活動家との言葉の応酬が大きな見どころとなっており、沢口も「スリリングな会話劇、心理戦がお楽しみいただけます」と太鼓判を押す。特に取調室でのシーンはかなり緊迫したものらしく、沢口は「バトル」と表現。「私は、長い緊張感のある取調室のシーンが終わった日の夜は興奮してなかなか眠れませんでした!」と明かした。

■沢口靖子コメント
「シーズン17」では記念すべき200回も無事に突破、心身ともに健康な状態で長期の撮影を完走できたことにホッとしています。
今回の「最終回スペシャル」では、近藤正臣さん演じる伝説の天才活動家と科学のスペシャリストであるマリコとのスリリングな会話劇、心理戦がお楽しみいただけます。文学にはめっぽう弱いマリコが「情緒がない」と活動家に嘲笑されますが、マリコが文学に対して科学で切り返す、という場面もあります。まるでリングの上にいるかような取調室での緊迫したバトルを“観戦”していただきたいです。私は、長い緊張感のある取調室のシーンが終わった日の夜は興奮してなかなか眠れませんでした!
マリコと対峙する伝説の天才活動家ですが、脚本を読んだ時は「不気味で得体の知れない人物」という印象でした。ところが近藤さんが演じられるとダンディで色気があり、とてもチャーミング。マリコは活動家に対して心の底で怯えを抱くのですが、その怯えは私自身が俳優の大先輩である近藤正臣さんに抱く恐れ多い気持ちに転じて表現させていただきました。
そんな「最終回スペシャル」には、半年ぶりに中川大志さんもご出演されます。科捜研メンバー全員大歓迎でお迎えしましたが、中川さんも「前回は科捜研の皆さんと対立した形で終わったので、今回はその関係を修復することができることもうれしい」と喜んでいました。そんな中川さんのご出演シーンも含めみどころがいっぱいです。「科捜研の女・最終回スペシャル」、ぜひ皆様でご覧ください。

  • 『科捜研の女』
  • 『科捜研の女』
  • 『科捜研の女』
  • 『科捜研の女』
  • 『科捜研の女』