園グッズや学用品の準備でうんざりしてしまいがちなのが、一つひとつの持ち物に記名していく作業「お名前付け」。少しでも楽に、でも子どもに気に入ってもらえるような仕上がりにしたいですよね。
今回、シヤチハタが開催した「おなまえ付けDIYワークショップ」に参加して、簡単にかわいくできる、お名前付けのアイデアを教えてもらいました。
布製品に便利な「デコパージュ」活用法
まず初めに紹介したいのが、切り抜いた紙をさまざまな素材に貼り付けてデコレーションする、「デコパージュ」という技法を使ったお名前付け。布用のデコパージュ糊と薄い紙素材さえあれば、簡単にお名前付け&デコレーションができるそうです。
そしてこの専用糊は100均でも購入できるとのこと。一度紙を貼り付けてしまえば、洗濯が可能なのも、うれしいポイントですね。
ワークショップでは、名前入りのオリジナルポーチ作りにチャレンジ! パーティーアイテムとして販売されている紙吹雪をデコパージュ糊で貼り付けて、名前のイニシャル「M」の形にデコレーションしました。
薄葉紙におなまえスタンプをおして切り抜き、同じくデコパージュ糊で貼り付ければ、お名前付けも終了。最後は、貼り付けた紙の上にデコパージュ糊を塗り、コーティングすれば完成です。
デコパージュを使ったお名前付けは、マジックで記名しにくい上履きにも有効。同じ要領で薄葉紙におなまえスタンプをおし、デコパージュ糊でつけるだけで作業は完了します。
ストックしておきたい名前入りプレート&リボンの作り方
入園・入学準備以降も、お名前付けの作業が必要なタイミングは出てきます。そんなときにも活躍しそうなのが、名前入りのプレートとリボンです。
プレートは、プラバンで簡単に作成できるとのこと。プラスチックの板を好きな形に切り取ったあと、穴を開けて焼き、ポスカを使って自由に柄を描きます。柄を描いた裏側におなまえスタンプをおし、チェーンを通せば完成。
名前入りのリボン作りは、リボンの上にスタンプをおすだけなのですが、リボンをヘアスプレーで固めてからおすと、インクがにじみにくいそうです。ストックしておいて、必要なときに布などに縫い付ければ、すぐにお名前付けができますね。
今回のワークショップでは、紙・プラスチック・金属・布・木などにおせる、シヤチハタの「おなまえスタンプ」(税別1,380円)を使用しました。ひらがなが書かれたゴムシートを切り取り、自分でセットしてゴム印を作るタイプなので、上の子だけでなく、下の子にも使えて便利そうです。
他にも、顔のパーツを組み合わせてつくる似顔絵と名前を一緒になつ印することができるイラスト付きのお名前スタンプ「どこでも もちものスタンプマイキャラ」(税別1,300円)は、小さいグッズのお名前付けにいいかもしれません。
お名前付けは憂鬱な作業になりがちですが、今回の技法や商品に関わらず、さまざまな便利グッズを活用して、できるだけ簡単に、そして楽しく取り組めるといいですね。